【肌荒れと冷え性なる人は血管低下!】

しっかりと肌のお手入れをしていても、季節の変わり目やストレスな
生活を続けると、疲れ、肩こり、冷えなどの体調不良とともに、肌が
乾燥したり、キメやハリがなくなったりすることがあります。

肌の不調を感じるようになった女性は、「血管力」を見直してみては
いかがでしょうか。

「血管力」とは?
健康でいるためには、必要としている部位に必要量の血液が届いている
ことが大切です。

たとえば運動時には筋肉に、計算時には脳にというように、必要な部位に
血液を優先して運ばれるように、血管は収縮・拡張を行って血液の流れ方
を調節しています。

皮膚にあるような末梢血管でも、どこに血液を流すかの調節が行われています。
しかし、生活習慣の乱れや加齢などで血管が硬くなったり、血管の収縮・
拡張に関わる神経の機能が低下したりすると、血流の調節がうまくできなく
なってしまいます。

このように、必要としている部位に必要量の血液を届けるため、血管の収縮・
拡張を調節する働きのことを「血管力」と呼びます。

血管力を上げるには?
血管力が衰えると、細胞に必要な酸素や栄養素、熱などを届けたり、体内の
二酸化炭素や老廃物などの不必要なものを回収したりする働きが低下となります。
肌荒れや冷え性などが起こりやすくなるのは、それが原因であります。
 
 
 
 
血管力を上げるためには、食事内容、睡眠などの生活習慣を整え、血管をしなやか
に保つことが重要です。
また、コーヒー、リンゴ、ナス、モロヘイヤなどに含まれるポリフェノールで
あるクロロゲン酸は、血管を上げる効果があることがわかっています。

豆

クロロゲン酸は主にコーヒーポリフェノールとも呼ばれる強い抗酸化作用がある
栄養成分で様々な健康効果があり、ポリフェノールの一種であります。

今このクロロゲン酸が注目されています。
コーヒーと言えば、カフェインというイメージがありますが、クロロゲン酸は、
5%~10%という量が含まれており、カフィインより多く含有されています。

コーヒーの複雑な重厚な香りや味は、このクロロゲン酸によるものだと考えられています。
このクロロゲン酸は、脂肪燃焼効果もあります。

その他にはなす、ゴボウ、ジャガイモの皮、春菊、プルーンなどにも含まれ
ています。
日ごろからコーヒーを飲む人もいるかと思いますが、毎日のコーヒーが思わぬ
健康効果があるのようです。
 
 
1日に3杯から6杯のコーヒーの摂取で糖尿病や心疾患、肝臓病などの疾患の
リスクを低減させる効果があることが確認されています。
これがクロロゲン酸の効果・効能です。

それでは、その効果や効能などの情報をまとめました。

クロロゲン酸ポリフェノールは私たちの健康に様々なうれしい効果を
もたらしてくれています。
 
 
①抗酸化作用
ストレスなどが原因で、普通の酸素よりも強い力を持った酸素が体内に
過剰に発生してしまいます。
しかし、クロロゲン酸によって、この酸素によるダメージから体内の細胞
を守ってくれ、老化を防ぐことができます。

②ダイエット効果
クロロゲン酸には、脂肪の蓄積を抑える働きがあるので、脂肪肝を予防する
ことが可能です。
脂肪肝とは、肝臓に中性脂肪が溜まった状態のことで、メタボリックシンド
ロームにも繋がると言われています。

放っておくと、肝炎などの病気を引き起こす可能性もあり、事前の予防が
重要となってきます。

③糖尿病の予防
糖尿病は、運動不足や肥満症など、不規則な生活によって体内で糖が過剰に
合成されることによって引き起こされます。

また、糖尿病が悪化すると、動脈硬化や全身の血管や神経などに多大な
悪影響を及ぼします。
このような糖尿病の原因となる糖の生成を抑えてくれるのがクロロゲン
酸です。

以上から、食事やサプリメントで効率的にクロロゲン酸を摂取すれば、
生活習慣病を予防することができます。

④老化抑制作用
アンチエイジングは体の錆び、つまり酸化が原因であります。クロロゲン
酸が酸化を防ぐことで若くあり続けることができます。

⑤コレステロールを抑制
クロロゲン酸には善玉コレステロールの機能を高めて、余分なコレステ
ロールを肝臓に戻します。

⑥血糖値の上昇を抑制
クロロゲン酸には血糖値の上昇を抑える働きがありますので、食事前に
コーヒーを飲むのは効果的であります。

⑦糖分の吸収を遅らせる
糖の吸収を抑えるということは、ダイエット効果にもつながります。
まだまだ、クロロゲン酸の効果・効能はありますが、代表的なものを
ピックアップしました。

現在、注目されているのがクロロゲン酸ポリフェノールです。
毎日数杯のコーヒーが知らずに知らずにあなたの健康を支えてくれて
いるかもしれません。

最近では、コーヒーに関する研究が世界的にも進んでいますが、海外では、
未成熟の緑色のコーヒー豆から抽出したクロロゲン酸を利用したダイエット
サプリメントが爆発的にヒットしたことから、脂肪の燃焼や脂肪の分解を
促進する働きが確認されています。

コーヒーの摂取によって糖尿病、子宮がん等の発生リスクが抑えられるという
研究もあり、これらの背景にはクロロゲン酸のコレステロール抑制効果がある
とみられています。

このような効果からコーヒーポリフェノールを抽出することで作られたダイエット
サプリ等が販売されています。
コーヒーポリフェノールを含むダイエットサプリには、脂肪燃焼効果や脂肪分解
促進効果が謳われています。

 最近、私もこの話を聞いてコーヒーをよく飲むようになりました。
 

 
 
★クロロゲン酸にはアレルギーはないのでしょうか?
クロロゲン酸に対してアレルギーが出るという事はありませんが、コーヒー
を飲むとアレルギー反応が出るという方は、クロロゲン酸とうよりもカフェ
インが原因かもしれません。
 

また、コーヒー以外でクロロゲン酸を摂取したい方は野菜やサプリメント
などもあります。

★クロロゲン酸はインスタントコーヒーでもOKでしょうか?

インスタントコーヒーでも、もちろんクロロゲン酸ポリフェノールが含有
されています。
しかし、多くクロロゲン酸を摂取するにはインスタントよりもドリップの方が
量がたくさんありますので、できましたらドリップの方がおススメです。

ただ、クロロゲン酸は、焙煎を深くするほど減少することがわかっています。
焙煎される前の緑色(グリーンコーヒー)の豆を使用することでさらに抗酸化
作用が高まるという説もありますので覚えておいてください。

★コーヒー以外でもクロロゲン酸はあるのでしょうか?
クロロゲン酸はコーヒーがもっとも多いと言われていますが、その他の食品
にも含まれています。
それは、サツマイモ、人参、ジャガイモ、ヤーコンなどにも含まれています。

コーヒーを飲めない人は、これからの野菜でクロロゲン酸を摂取することができます。

★クロロゲン酸サプリメントはあるのでしょうか?
クロロゲン酸を増やしたい方には、サプリメントもございます。
サプリメントでも多少はカフェインガ入りますが、コーヒーを飲むよりかはずっと
低くなります。

またサプリメントの多くは焙煎する前の生コーヒー前からクロロゲン酸を抽出
したものが多いので、含有量が多くなっています。
クロロゲン酸のみを多く取りたい方は断然サプリです。

【まとめ】
あるテレビ番組で健康に良い食べ物・飲み物は何?という特集がよくあります。
複数の医師がコーヒーという答えを出していますが、コーヒーはカフェインという
イメージがありますので、クロロゲン酸というポリフェノールの効果が健康や
脂肪燃焼にも良いという話が話題となりました。

最近では、コーヒーの印象も少し変わったような気が致します。
脂肪燃焼効果が期待できるならたくさん飲みましょう。

毎日習慣して飲むようにしましょうね。