ニンニクにはさらに大腸ガンにも効果あり!

黒にんにく

今回もニンニクのお話をさせていただきます。

ニンニクには多くの健康効果があることがいままで
色々書いてきたのでわかったかと思います。
今回は、さらにニンニクは大腸ガンの予防にも役立つ
と言われております。
なぜなら、ニンニクには免疫力を高める効果があるから
です。

また、ニンニクに含まれるジアリルトリスルフィドという
成分も効果を発揮します。
ジアリルジスルフィドという成分は、硫黄元素が2つ含まれ
た硫黄化合物です。
それに対して、ジアリルトリスルフィドは硫黄元素を3つ含ん
だ硫黄化合物です。

ガン細胞を攻撃するには免疫力を高めること!

ニンニクを食べると抗酸化作用によって免疫力も高まることは
知られているかと思いますが、免疫というのは体にとって異質
なものに攻撃をし、排除する仕組みを言います。
体にとって異質なものとは、細菌やウイルス、カビなどもそう
なのですが、ガン細胞も体にとっては異質なものと言えます。
そのため、免疫力が高まることによってガン細胞に対する攻撃力
も高まった結果、ガンの予防に繋がるというわけです。

ジアリルトリスルフィドがガンの増殖を防ぐ!

ジアリルトリスルフィドには、ガン細胞の増殖を抑え、細胞を
正常化する作用があることがわかっています。

ガンを予防する効果の高い食品40種類の中でが、一番トップが
ニンニクです。
ジアリルトリスルフィドという成分が、ガンの増殖を抑え、細胞
自体を正常にする働きがあるという研究の結果がわかっています。

ニンニクをたくさん食べる人の方が食べない人よりもガンの発症率
が低いことも確認されています。
ニンニクの効果がよくわかったと思います。
ジアリルトリスルフィドは、特に大腸ガン・胃ガンに効果があると
言われています。

熟成したニンニクに含まれる成分がガン予防に効果を発揮!

熟成したニンニクには刺激が少なくなる、高酸化力がより高まるなど
の特徴がありますが、それと共にガン予防の効果を持つ成分も作り出
されます。
熟成することによって多く作り出される成分に、S-アリルシステイン
というものがありますが、この成分は生のニンニクにはほとんど含ま
れておらず、熟成することで増えるという特徴を持っています。
そのため、元のままの白ニンニクより、熟成した黒ニンニクの方が多く
含まれています。

ちなみに、熟成させると匂いも抑えられるので、匂いが気になる人にも
お勧めなのです。
また、生ニンニクの1g中にはS-アリルシステインが30㎍程度含まれて
います。
S-アリルシステインには、弱ったナチュラルキラー細胞の働きを元に戻す
効果があります。
ナチュラルキラー細胞はガン細胞など体にとって害のあるものに対して
攻撃を行う細胞です。

ナチュラルキラー細胞は働き過ぎると弱って効果が発揮できなくなってし
まうのですが、S-アリルシステインによって働きが元に戻り、再びガン細胞
を攻撃できるようになるということです。
このS-アリルシステインは、ニンニクにしか含まれていない成分なのです!

食べ過ぎは刺激が強すぎる!ニンニクの適量とは?

ニンニクは健康効果が高い食べ物ですが、その作用が強いため、食べすぎ
には注意しなければいけません。
食べ過ぎると、殺菌作用が強いことで腸内の善玉菌まで殺してしまう可能性
もあるのです。

善玉菌が減ると消化不良や胃の痛みの原因となります。
 

◆ニンニクは以下の量を目安に食べるようにしましょう。

・生のニンニクなら1日に1片
・加熱したニンニクなら1日に2~3片

いくら効果があると言っても、食べ過ぎは禁物なんですね。

ジアリルトリスルフィドを増やすには低温調理が効果的!

大腸ガンを予防するのに役立つ成分であるジアリルトリスルフィドは、
低温による加熱調理をすることやオリーブオイルに溶かすことでより
発生しやすくなっています。
そのため、下記の方法で調理をするとより効果が期待できるのです!

ニンニクの薄切りをオリーブオイルで炒め、保存容器に入れた状態で
冷蔵保存しておくと、サラダの上にかけたり冷しゃぶに添えたりする
ことができて便利です。
オリーブオイルを使うので、より効果が期待できます。

私もよく食べています。

これは、私のオススメです。

◆漬物がお勧め
ナチュラルキラー細胞の働きを高めることでガンの発生を予防する
S-アリルシステインは、熟成させることで増えるという特徴があります。
そのため、お勧めの食べ方は漬物にすることです。
漬物にするとご飯に添えて食べるなどでき、食べ方の幅が広がります。

そこで、私が作っているニンニクを使った漬物の作り方をご紹介します。

◆ニンニクの醤油漬けの作り方

1、瓶を煮沸消毒する。
2、薄皮を剥いたニンニクを瓶に詰める。
3、ニンニクが隠れる程度の醤油を入れる。
4、刻んだニンニクなら2週間程度、丸ごとなら1か月くらいで食べられる。
  醤油漬けを生で食べる予定なら、ニンニクを蒸した後につけこむ方法
  がよいです。

 ◆梅干を作る時に使う紫蘇を使って、ニンニクの紫蘇漬けもオススメ。
1、瓶を煮沸消毒する。
2、鍋に赤梅酢カップ1と酒1/4カップ、砂糖大さじ1を入れて火にかける。
3、煮立ったら火を止めて冷ます。
4、ニンニクはラップに包んで耐熱皿に載せ、1~2分ほど電子レンジで加熱
   する。
     冷まして薄皮を剥いて小分けにし、水分があればペーパータオルを使って
     拭き取って瓶に入れる。
5、鍋の中身を瓶に注ぎ、冷蔵庫で保存する。1週間程度で食べられる。
 

黒ニンニクのサプリメント効果!

黒ニンニクとは、生のニンニクを時間を時間を掛けて熟成させ、さらに
乾燥させたものです。
熟成させることでニンニクの色が黒くなるので、黒ニンニクと呼ばれます。
生のニンニクは臭いや胃腸の刺激作用で、多くを摂取することは困難ですが、
ニンニクを熟成させると、臭いがなくなり、刺激性も減少し、抗酸化力が
高まり、がん予防効果のあるS-アリルシステインなどの新規成分が生成され
ることが知られています。
このようなニンニクの健康作用をさらに高め、驚異的な抗酸化力をもつ熟成
黒ニンニクは、抵抗力を高め、老化を防ぐ食品として期待がもてます。
もともと高い健康効果を持つニンニクの効果が、熟成させることでさらに
高まるということであります。

また、熟成させることでニンニクが持つ匂いを抑えることもできます。
私は、南九州で作られている黒ニンニクのサプリメントを愛用しており、
とても体にあっているような気がします。

最近、私は、黒酢ニンニクのサプリメントを食べております。
私の体にあっており、毎朝起きるときにスッキリしています。
黒酢ニンニクは黒酢とニンニクを組み合わせたサプリメントです。

黒酢とは、一般の米酢と同じように米から作られるお酢ですが、その中
でも陶器の壺を使い、南九州で作られたものを黒酢と呼んでいます。
黒酢は伝統的な製法で、1年から3年もの時間をかけて熟成されるので、
通常のお酢よりもアミノ酸が豊富に含まれています。

黒酢ニンニクには以下のような効果が期待できます。
・血液サラサラ効果
・抗酸化作用
・血圧を下げる効果
・ダイエット効果

まとめ

ニンニクには疲労回復効果を始め、生活習慣病改善、ガン予防など様々な
健康効果があることがわかったと思います。
インターネット上には様々なニンニクを使ったレシピも公開されていますので、
様々な料理法で美味しく食べる工夫をすると飽きることなくニンニクを摂取する
ことができると思います。
低温で加熱調理をする、オリーブオイルで炒める、熟成させるなどの方法で料理
をするとさらに効果が高まりますので、ぜひ試してみてください。