【4つのポイントで健康改善!】

今回は、血管力を上げることで健康改善が図れるための
ポイントご説明します。
4つのポイントとは、「食」と「運動」「入浴」そして「睡眠」
であり、それについてご紹介致します。

「食」
血管には動脈、静脈、毛細血管などの種類がありますが、
その役割はそれぞれ違います。
どの血管も、主たる材料はタンパク質。


タンパク質はアミノ酸から出来ていて、アミノ酸は、貯金

する事が出来ないので、毎日質の良いアミノ酸を摂取する
事が、血管力アップに繋がり、同時に、ビタミンやミネラル
などの栄養素をまんべんなく、
適切量摂取することが
大切であります。

食事の内容としては、大豆製品ビタミンやミネラルなどの
栄養素が必要であり、血管には動脈、静脈、毛細血管など
の種類がありますが、その
役割はそれぞれ違いますが、
どの血管も、主たる材料はタン
パク質となります。

みなさんは、ビタミンやミネラルなどの栄養素をまんべん
なく、
摂取していますか。
健康改善するには食事改善が一番大切です。

食事の内容としては、大豆製品や青魚、豚肉、野菜、などの
塩分控えめの和食中心。
乳製品、大豆製品、魚貝類、牛・豚のヒレ、モモ、肩、鶏の
刺身と胸肉。
魚も脂肪酸のEPAを多く含むのがお勧めです。

ただし、塩分とカロリーの調節は必要となります。
食生活の基本は、1日の適正エネルギーを保ちながら、1日
3食バランスよく食べるということに尽きる様です。

塩分
 


 
 
★血管力を上げる食事、全く取らないとどうなっちゃうの?
 
血管力を上げる食品って沢山あると思いますが、その中で
 ビタミンCは、血管に弾力をもたせる成分です。
 ビタミンCが不足すると、血管がもろくなり壊血病になり
 ます。
 意識して取り入れことをおススメいたします。


また、毛細血管の血流が滞ると、肌のくすみだけでなく、
冷えやむくみの原因にもなりかねません。
なにより怖いのは、心筋梗塞や狭心症などの冠動脈疾患や、
脳梗塞や脳出血などの脳血管障害といった生命にかかわる
病気にも大きく関わってくるので気を付けないといけないです。

最近の話題では、冬の代表的な味覚のミカンに血管力増進の
「ヘスペリジン」という成分がたくさん含まれ
ています。
毛細血管を強くしたり、中性脂肪を改善する働きがあります
ので、この季節ならではの血管力の鍛え方と言えますので
ぜひ食べることをおススメいたします。
食べることで健康改善が図れますよ。

「運動」
血管には、3つの層(外膜、中膜、内膜)があり、内膜を鍛え
ることで血管力を高めることにつながると言われています。
運動も、通勤や買い物に出かける時などに、いつもより少しだけ
早歩きしたり、通勤も1つ前の駅まで歩いたりすることをおスス
メいたします。


また、歩くときに時々両手を「結んだり、開いたり」させるなど、

咀嚼(そしゃく)を意識的に多くすることだけでも体調が違って
来るそうですのでおススメかと・・・。

筋肉の刺激で血流を促進し、血管力を高める方法もあります。
1分間の脈拍が120を超えない程度を持続的にして有酸素
運動も効果的と言われています。
毎日、歩いて筋肉に刺激していきましょう。

「入浴」
副交感神経を優位にするには温めの入浴が効果的であります。
交感神経が優位になると、筋肉が固くなり、血管がちぢむ為、
栄養・酸素・体温が全身に行き渡らない状態を作ってしまい
がちです。
良く言われる効果的な入浴方法は「ぬるめの湯にゆったり入る」
と言われます。


なぜなら、湯船に入ったとき「気持ちがいい」と感じる事が

できるからです。
心地よく感じる湯の温度は人によって違いますが、もっとも快適
感じるのは体温+4℃だと言われています。
この4℃の差が、人に心地よさを感じさせて副交感神経の働きを
誘致します。
体がジーンとしてきますよ。

「睡眠」
血管力を高めるには、「睡眠」が大切であります。
寝入り直後の3時間に成長ホルモンが分泌されるため、睡眠は
とても大切です。

■免疫物質は睡眠中に作られます!
 内臓、血管などの働きをコントロールし、体内の環境を整え
 る
のが自律神経です。
 自立神経には交感神経と副交感神経があり身体の同じ器官に緊
 張と緩和の相反する働きをしています。
 極端な言い方をすると日中活動している時は交感神経、リラッ
 ク
スしている睡眠中は副交感神経が主に働いていますが、副交
 感
神経の働きが強まると免疫機能が活発に働き、体の悪い部分
 の修
復をし、免疫物質も作られます。

 
 

 また、ストレス解消にも睡眠は有効に働きます。
 睡眠ホルモンのメラトニンの分泌がないと眠くならず寝ること
 は
できませんが、このメラトニンにはポリフェノールと同じよ
 うに
抗酸化作用があり身体の衰えや癌予防などの免疫物質に効
 果があ
ります。

 

 

  ■ 質のよい睡眠は免疫力を高める。
 質のよい睡眠は、眠りの途中で目を覚まさずに一定の深さが
   あるのが質のよい睡眠とされていますが、質のよい睡眠をとる
   のが習慣になっている人は免疫力が高く健康的であります。

  

 最近、不眠と生活習慣病の関係が明らかになりつつありますが、
   不眠になると高血圧、糖尿病になりやすくまた高血圧の人は睡
   眠
の質が悪いことがわかってきました。

   忙しいとついつい睡眠を犠牲にしてしまいますが、実は睡眠が
   免
疫力を作り、ストレスにも強く生活習慣病の予防にもなるの
   です。

 

 『睡眠に勝る名医なし』という言葉があるそうですが、お医者
   さんがいなくても寝ていれば病気が治るというものではありま
 せ
んが睡眠は名医に値するものではないでしょうか。
   忙しいと睡眠は犠牲になりがちですが、仕事の効率を上げるには
   睡眠をとることもひとつの方法かと思います。

【まとめ】
 私達の血管は、毛細血管と動脈を合わせると、全長はなんと10万
 キロで、地球2.5周分に相当する長さといわれます。
 臓器や体の不調は敏感に感じ取る人でも、血管の状態に意識を向け
 ることはほとんどないと言えます。
 人間の自然界での寿命は120年といわれ、血管の耐久も120年と言
 われています。

 

還暦は60才です。
 暦の折り返し点ですが、寿命の折り返しとも言われています。
 60才からも健康活き活きとした人生を送りたいものです。