活性酸素を抑える方法!

活性酸素を抑える「抗酸化物質」
 ≪血管を若返らせる食材⇒抗酸化物質≫

今回は、活性酸を抑える「抗酸化物質」の食材について
ご案内させていただきます。

 

ご存知しょうか。
抗酸化作用とは、生体は常に酸化されており、生体は酸化
によってダメージを受けます。
テレビの番組で「フリーラジカルが……、活性酸素が……」
という言葉を聞いたことがありませんか。

体内で酸素を利用しようとすると、どうしても活性酸素
(フリーラジカル)が生じてしまいます。
この活性酸素が生体を酸化して、多大な被害をもたらす
のであります。
活性酸素は老化やがん、生活習慣病の原因になります。
体内にはこのような活性酸素を無毒化する酵素があります。
そして、活性酸素の働きを抑制するのは酵素だけでなく、
抗酸化物質も活性酸素から体を守ってくれます。
抗酸化物質とは酸化されやすい物質のことを言います。

酸化されやすいので、活性酸素などによって生体が酸化
されるよりも優先的に抗酸化物質が酸化されます。
つまり、抗酸化物質それ自身が酸化されることで、生体
を酸化から防御してくれるのです。

活性酸素は体内の酵素によって速やかに分解されますが、
活性酸素の生成量が多ければ無毒化が間に合わずに体に
ダメージを与えてしまいます。

活性酸素は老化にも関わっていると言われています。
活性酸素は細胞を傷つけてしまうので、シミやシワ、がん、
動脈硬化の原因となります。

活性酸素を多く生み出してしまう要因としては加齢、お酒、
紫外線を浴びる、ストレスなどが挙げられます。
活性酸素の重要性は、マクロファージなどの免疫系が細菌を
殺すためには活性酸素が必要です。

生きていくためのエネルギーを作る過程でも活性酸素が必要
になります。
つまり、活性酸素は生きていくために必要な物質であります。

生活習慣病の原因となる活性酸素を抑える働きを持ち、高血圧・
脂質異常症・糖尿病などの血管病に限らず、老化・しみ・しわ・
肥満にも効果が期待できます。  

それでは、活性酸素の食材の効能についてご
説明いたします。

◇緑茶
 緑茶には抗酸化力の高い茶カテキンが多く含まれています。
 茶カテキンは血中で働く時間が短いため、食事の度に摂る
 ようにしましょう。

 飲むときは低温より高温で入れたほうが効果的です。

◇サーモン
 サーモンの赤い色を作っているアスタキサンチンは、
 カロテノイドの一種。

 ビタミンEも含有しており、強力な抗酸化パワーが期待
 できます。

 その他、EPA葉酸、B12などの栄養素も豊富に含まれて
 います。

◇チョコレート
 赤ワインの3倍近いポリフェノールを含み、身体への
 吸収が良い。

 海外の研究によると、白血球が内皮細胞にくっつく
 接着因子を少なくすると、報告されています。

 血管ケアにはカカオ70%以上がおススメです。

今度は、予防についてご案内いたします。

◆動脈硬化の原因のひとつとなる高血圧の予防には、
 塩分の摂り過ぎに注意し、カリウムが含まれる食品
 を積極的に摂取するようにしましょう。

◆カリウムは余分なナトリウムを体外へ排出し、血圧を
 下げてくれます。
 また、マグネシウムやカルシウムと同時に摂取すると、
 さらに効果が期待できます。

◆最近の疫学調査によると、ナトリウムとカリウムの
 摂取バランスが悪いと、心血管病のリスクが高くなる
 ことも分かっています。

 

    

 

 それでは、今度は、血圧を下げるための食材と
 予防にについて
ご案内いたします。
 
  

 

 ≪血圧を下げてくれる食材⇒カリウム≫
◇アボガド
 色々な食品にカリウムは含まれているが、なかでもアボ
 カドに豊富に含有し、さらにビタミンEをはじめ抗酸化
   物質も含まれています。

 乳製品などカルシウムを含む食材と組み合わせて摂る
 ようにしましょう。

◇バナナ
 食べやすいバナナにもカリウムが豊富に含まれており、
 牛乳や飲むヨーグルトなどカルシウム入りの食材で
 ジュースにすることで高血圧予防に最適です。
  
また、ブルーベリーを加えるとポリフェノール
  成分で、さらに血管力がアップしますよ。


◇アーモンド

 カリウムがふんだんなアーモンドは、サラダに使うほか、 
 ヨーグルトにトッピングすると栄養バランスのいい間食
   にもなります。

≪血中濃度を下げる食材⇒葉酸、B12、B6≫

◇レバー  

葉酸、B12、B6が全て豊富に含まれており、特に
鶏レバー
おススメです。  
だが、レバーが苦手で食べられない人は、ペース状に
してスパイスを加えた食品でもいいと思います。
加工品は塩分量に注意して下さい。

◇あさり
ビタミン12が豊富であり、水溶性のため鍋物や味噌汁など、
汁ごと摂取できるものが最適です。
熱には強いので調理による栄養素損失の心配はないが、塩分
の摂り過ぎには注意して下さい。

◇ナッツ類  
ビタミン6が豊富で、特に多く含んでいるのがひまわりの種、
次いでピスタチオ。
調理に使う時は無塩分・無添加の者を選ぶようにして下さい。  
水溶性食物繊維やカリウムも豊富だから、ナッツ類は血管
ケアにピッタリの食材です。

◇ほうれん草  
ほうれん草に含有する葉酸は、野菜の中でもトップクラス。  
B12、B6を含む食材と調理すれば効果倍増、また抗酸化
作用が高いβ-カロテンが多くカリウムも含まれているので
血管ケアに最適な食材です。

◇豆苗  
1年じゅう出回っているので使い勝手が良く、デイリー
メニューに取り入れやすい食材です。  
B12、B6を含み動物性食品とも相性がいいためレシピ
の幅が広がります。
身体全般の老化防止になるβ-カロテンも豊富で、抗酸化
作用も期待できます。  
 
   
   
   

上記の内容をしっかり把握し、血管力を高める食材を食べて
健康管理に気をつけ心身ともに健康な人生をおくりましょう。