体力・知力、心身の基礎を作る血管と血流の鍛え方!

体力・知力・心身の基礎を作るには血管と血流を鍛えることが大切!
今回は、その血管と血流を鍛えるために何をするかについてご案内
させていただきます。

まずは、血管の文字を書くと、文字通り「管(くだ)」なので、ホース
や配管と同じく、外側と内側にわけられます。
この両方がキレイに保たれていなければ、血管力は上がっていきません。

血管は体の内部のものなので、毎日摂取している食材・栄養素が一番大切
であり、その食材・栄養素がしなやかな血管壁を作り、血流をよくする重要
な役割を果たしてくれます。
脂分を撮りすぎると、血管の内部には余分な脂質からできたコレステロール
がこびりついたりしますので、血流が悪くなったり致します。

その余分なものがこびりつかないように掃除してくれる役目を果たすのが、
野菜・果物類の摂取となります。
野菜・果物類の摂取が少ないと、さらに血管力が下がってしまいがちになります。
こうなると、イライラや頭痛、集中力の低下、高血圧、肌荒れ、便秘、肥満と、
ビジネスパーソンに多い、健康の悩みを引き起こすのです。
そんな状態がもう一段進行したら、血管を詰まらせ血栓ができ、メタボ、動脈
硬化、脳梗塞などで命の危険にまで及ぶこともあります。

   1.しなやかできれいな血管を作る!

前述したように、血管は毎日食べているもので若返らせることも、丈夫にする
ことも可能であります。
ダイエットや体力・集中力アップには「腸の掃除」が大切なように、血管力の
向上にも「血管の掃除」が欠かせません。

つまりは血流をよくする食事法を心掛ければよいのであります。
魚介類に含まれるDHAやEPA、野菜や果物に含まれるビタミンA、C、E、そして
ネギやタマネギ、ニンニクといった香味野菜に含まれる硫化アリルといった成分
がその役目を果たします。

血管の掃除と同時に、血管壁をしなやかに保つことも大切であります。
それには肉や魚介類に含まれるコラーゲンと一緒に、鉄分やビタミンCも摂ることが
必要であります。
食品から摂れるコラーゲンは、そっくりそのまま人の体を構成するコラーゲンに成り
代わってくれるわけではないですが、新陳代謝を促すような栄養素になりますので
ぜひ、気を配ってくださいね。

これらの栄養素がつねに体内に揃っていると、血管壁と血管内部がキレイに保たれ、
心身共に調子がよくなってくると思います。

●DHA、EPA、コラーゲンが含まれる食品
 皆さん、ご存知と思いますが、「頭がよくなる成分」としてもお馴染みのDHAと
 EPAは青背魚や、鮭に含まれます。
 同時にコラーゲンを摂取することもできます。

・サンマ、サバ、イワシ、アジ、鮭
 塩焼き、生姜煮、味噌煮、梅干し煮など、真空パックや缶詰で補うことができます。
 鮭も、スモークサーモンを使ったマリネ、おむすび、サンドイッチなどスーパーや
コンビニでも売っている定番の食材ですよね。

さかな

●ビタミンA、C、E
緑黄色野菜やマンゴー、ビワなど、色の濃い果物に多く含まれています。

・緑黄色野菜
サラダ類全般、ほうれん草やニンジン、カボチャなどを使用した惣菜類、
野菜ジュースなど

野菜

・フルーツ
カットフルーツ(マンゴー)、果肉の入ったゼリー、スムージー、
野菜&果物ジュース

フルーツ

●硫化アリル(香味野菜)
ネギ、タマネギ、ニンニクなどに含まれる苦味成分。
麺類や汁物の薬味、さまざまな料理の下味に使われているので、
探しやすいと思います。

・ネギ
蕎麦・うどん類の薬味、味噌汁類、カップスープなど。
摂取量を増やしたい時は冷凍や乾燥タイプのネギをストックしておいて下さい。

・タマネギ
マリネ類、グラタンやパスタ、またはカレーなどの下味に使われていることも
あります。

●鉄分
ほうれん草や小松菜、マグロや貝類、赤身肉に含まれます。
ただ肉類には脂質が多く含まれている場合もあるので、なるべく魚介類を
おススメします。
鉄分はビタミンCと一緒に摂取すると吸収がよくなるので、前述の野菜類と
一緒にいただきましょう。
マグロ丼、寿司、あさりの味噌汁やパスタ、ほうれん草や小松菜のお惣菜は、
真空パックの商品で探すことができます。

鉄分

ただし、単品で食べているだけでは、その食材が持つパワーが発揮されず、体内
で不純物となって逆に血管力を下げてしまう危険性もあります。

上記の食材を組み合わせることによって初めて「血管力アップ食」になので、野菜
や果物をうまく組み合わせ、健康や体力の基礎となる血管力を上げられるのです。

ぜひ、食材と栄養素を把握して血管鍛え、血流とよくすることで健康を維持するように
心がけて頂けたらと思います。