血液サラサラの健康法!

血液サラサラ
今回は、血液をサラサラにするための健康法について
ご紹介したいと思います。

最近のテレビでは、血液をサラサラにする健康法・レシピ集・
体操法・食材などがよく放映されています。
これは血液サラサラがいかに健康に大切であるかを証明している
ように思います。
実際に、サラサラの血液はスムーズに血管内を流れて、全身の
細胞へ栄養と酸素を供給し、免疫機能が正常に働き、ホルモンバラ
ンスがとれることにより、健康を維持できるようになります。
反対に、ドロドロの血液は血管を通りにくくなっているため、細胞へ
栄養と酸素が届けられず、免疫力が低下し、ホルモンバランスが狂って
しまうため様々な病気を誘発していきます。

血液のドロドロはどんな状態?

ドロドロの血液にも、いろいろなタイプがあります。
•食べすぎや飲みすぎなどが原因で、血液中の糖質や脂質が増えている
•なんらかの理由で血液の成分(とくに赤血球)が変形して、うまく
  流れない
•傷ついた血管の修復のため、血小板が集まって流れが停滞する

こうした状態を放置していると、動脈硬化の材料(脂質など)を増や
したり、血管をつまらせる原因となります。

 血液がドロドロとなった時の症状? 

血液がドロドロになると血流が悪くなり、酸素不足や栄養不足などから
次のような症状が起きてきます。

疲れやすい、疲れがとれない
足がむくむ
肩こり、腰痛
手足の冷えがひどい
寝付きが悪く、よく眠れない
生理痛がひどい
目の充血、クマができやすい

以上は、代表的な症状です。心当たりのある方は、要注意です。

血液サラサラにする食品とは?

食事で血液をサラサラにする食品はいろいろな物があります。
タイプがあります。

1. ナットウキナーゼ
納豆のネバネバであるナットウキナーゼという酵素には、血栓
そのものを溶かす効果があります。

 2. クエン酸
お酢類や梅干しなどに多くふくまれているクエン酸は、疲労回復に
役立つことで知られています。
その他、血小板が必要以上に集まるのを防ぐ効用もあります。
飲みやすいもろみ酢などを利用するのも良いと思います。

3. DHA
魚、とくに青魚(イワシ、サバ、サンマなど)に多くふくまれている
DHA(ドコサヘキサエン酸)には、血管の弾力性を高めたり、赤血球
の柔軟性を向上させる効果があります。
DHAはマグロにも多くふくまれています。

4. ポリフェノール類
赤ワインやブドウ、緑茶、ココアなどにふくまれているポリフェノール類
には、コレステロールの酸化を防ぐ働きがあります。
ただし、赤ワインの適量は1日グラス2杯程度までです。
また、ブドウには果糖があるので、食べすぎないように心がけましょう。
ポリフェノールの一種であるカロチノイドにも、強力な抗酸化作用があり、
動脈硬化の予防に役立ちます。
代表的なものは、ニンジンやブロッコリーに多いβカロテン、トマトに多い
リコペンがあります。
また、タマネギに多くふくまれるケルセチンというポリフェノールは、脂質
類の吸収をさまたげ、体外へ排出する働きがあります。

5. アルギン酸
アルギン酸は、コンブやワカメなどのぬめりの正体でもある食物繊維です。
コレステロールの吸収をさまたげ、体外へ排出する働きがあります。

6. ビタミンEとC
ビタミン類の中では、抗酸化作用が強く、動脈硬化の予防に必要とされる
のは、ビタミンEとCです。
ビタミンEはそれ自体が酸化されやすいので、Cと一緒にとると効果的です。
ビタミンEはカボチャ、アスパラガス、シュンギク、ニラ、サケ、サバ、
ナッツ類、キウイフルーツなどがあります。
また、ビタミンCはイチゴ、レモン、オレンジ、キウイフルーツなどの果物
類のほか、サツマイモ、ピーマン、コマツナなどにも多くふくまれています。

まとめ

血液をサラサラにするには日常生活で心がけることが基本であります。
継続することに意味がありますので、無理をせず、簡単にできることから
始めてみてはどうでしょうか。
血液がドロドロになる一番の要因は偏食、過食などの食習慣です。
動物性タンパク質や脂肪の摂取は控え、バランスの良い食事を摂りましょう。

ちなみに血液をサラサラにする食品は、青魚・海藻・キノコ・緑黄色野菜
(ブロッコリー、パプリカ、トマト等)・ネギ類・ニンニク・黒酢・酢・
ヨーグルト・リンゴ・グァバなど。

赤ワインならグラス1〜2杯が適量。
甘いものは控える方がベターですが、最近、私はチョコレートを食べています。
チョコレートなら1日50g程度までOKのようです。
私のオススメは、カカオ含有量70%以上のビターチョコレートがのぞましい
ようです。

ワイン、チョコレートに含まれるポリフェノールが摂取した食事の油を吸着して
体外に出す作用があるので血糖値や中性脂肪が下がる効果があるために、積極的
に適量を摂りたい食品です。

そして、黒豆(黒大豆)、納豆、豆腐、特に納豆に含まれるナットウキナーゼには
血栓溶解効果が強いと知られています。
また、ポリアミンは血管の老化・炎症を防ぎ、血栓を溶かし血液をサラサラにする
効果が高いと言われています。
ポリアミンは乳酸菌で増加するのでヨーグルトなどと一緒に摂取すると一層効果が
高まります。
血管が若返り、動脈硬化を予防する納豆とヨーグルトは、ぜひ毎日食べたい食品です。

毎日の暮らしの中で、ちょっとした努力をするだけで血液をサラサラに改善できます。
継続は力なり。健康づくりのために続けましょう。