【血管力を高める方法!】

最近“血管力”という言葉をチラホラ見かけるようになったと
思いませんか。“血管力”―文字通り「血管」の「力」です。
日本人の死因のうち実に約3割が血管に関わる疾患とい
います。

おもな原因は、過食や運動不足、過度のストレスなど
による血管の老化と言われています。すべて正しいセルフ
ケアを行うことで予防できるものであります。

高血圧と診断された人の大半が生活習慣(高血圧、糖尿病、
脂質異常症)の改善に意欲的であるというデータがあり、日々
のケアに対する意識は高いようです。皆さんも普段から規則
正しい生活を心がけましょう。

というわけで、血管力を鍛える方法をご紹介したいと思います。
まずは毎日の食事からご案内致します。

さまざまなセルフケアの中でも食事が占めるウエイトは大きく、
その影響も大です。

食事療法で、血糖、脂質、血圧などの検査値が改善され薬を
飲む必要がなくなったという例も多数あるほどです。
食生活の基本は「1日の適正エネルギーを保ちながら、1日3食
バランスよく食べる」ということです。

血管食のポイントは、
①「丼物は避けて定食メニューにする」
②「肉料理や油物は控えめにする」
③「魚のメニューを積極的に取り入れる」
④「食物繊維を多く含む食品を積極的に取り入れる」
⑤「塩分量は控えめにする」 等。

食事塩分

栄養バランスに気をつけながら、食事メニューを選んでいきましょう。

それでは、具体的に血管力を高めるための食事についてご説明さ
せていただきます。
食事療法については、早めにはじめた方がよろしいです。

◆血管に良い食事として有名なのは、伝統的な日本食が評価され
ており、その食材として「魚」が挙げられています。

魚の中には、「EPA」「DHA」という油が含まれており、特に「EPA」
というのは、血管にとって非常に有益だということで、注目されて
います。

<どのような効果があるか?>
例えば、動脈硬化の進行を抑制する。
或いは、動脈硬化を起こした血管にコブができて、そのコブに傷が
つき、そこに血液が固まって内腔が詰まってしまうと、心臓なら心筋
梗塞、脳なら脳卒中を引き起こしかねないが、その血液の固まりも
抑えてくれます。

また、その血管のコブに傷がつきにくい状態を作り上げるには、
魚の油の「EPA」に、こういった働きのあることがよく言われています。

但し、高血圧の方は、干物は塩分が高い場合もあります。また、お魚に
限らず、外食の多い方は塩分量(高血圧の方は6g以下)には気を付け
るように心がけて下さい。

◆炭水化物や脂を多く摂取して、野菜が不足がちになるなど、栄養が
  偏ってしまっている方も結構いらっしゃるようです。

ですが、こういう方はビタミンやミネラルというものも不足してしまいます。

例えば高血圧の人が塩分の多いものばかり摂取して他のミネラルを摂ら
ないでいると、血圧の上昇に拍車をかけてしまいがちです。

塩分というのは血圧を上げる一つの要因ですから、いかに体内からほど
ほどに、排出できるかというのが大事になってきます。

ですから、野菜やくだもの、ナッツなどに含まれているカリウムを摂る
ことで、塩分を減らすことができるのでなるべく摂取するようにして下さい。

但し、くだものにはビタミンやミネラルが豊富に入っていますが、甘味
が強すぎる果物が多いので、例えば糖尿病を患っているような方とか、
糖尿病になりかけている方には、悪化させる要因になってしまう場合
もありますのでご注意願います。

そういう問題がある方は主治医と相談して、どのぐらい食べていいのか
ということを把握しておいたほうがいいと思います。

ところで、最近、皆さんは、冬になったらたくさんミカンを食べますか?
たくさんミカンを食べたというアナタは、正解です。アナタの“血管力”は
鍛えられています。
日本人の約3割が血管トラブルが原因の病気で亡くなっていることを
ご存知でしたか?

また、“血管力”という言葉がにわかに注目を浴びています。それは、
血管の病気は低年齢化が進んでいるためです。
昔に比べてストレスが増えたり、食生活の欧米化が進んでいることもあり、
血管の老化は、いまでは高齢者以外にも見逃せない問題となっている
のです。

今一番、注目されているのは”ミカン”です。

ミカンをはじめとした柑橘類に含まれる「へスペリジン」という成分が、
昨今、血管力を鍛える存在として注目を浴びています。ヘスペリジンは、
“ビタミンP作用”免疫調節作用“”血清脂質改善作用”など、さまざまな
働きを持つ、血管力向上の強い味方です。

これを摂取することで、例えばメタボリックシンドロームや肩こり、
冷えなど、現代人が抱えるいろんな問題の予防を助けてくれます。
さらに、今まさに皆さんを悩ませている花粉症にも効果があると
いうので、まさに“最強の助っ人”といえるでしょう。

非常に優れた作用をもつヘスペリジンですが、実は水に溶けに
くい性質をもっており、体内への吸収性が低く、これまではそれが
最大の難点だといわれていましたが、それを従来の10万倍も溶け
やすくなり、体内への吸収性が大幅に高まった商品を開発した
会社があり、糖転移ヘスペリジンという成分です。

いま商品化が始まりました。今後、中性脂肪を下げるドリンクや、冷え
性を改善するサプリメントなどの登場も考えられるでしょう。

また、化粧品の分野では、アンチエイジングや美白などの化粧品へ
の利用も進んでいます。

糖転移ヘスペリジン――血管力向上の強い味方であるこの成分の
名を覚えておいてください。

食事を摂る時には、腹八分という言葉があるように、食べ過ぎない
ようにしましょう。

◆血管を強くする生活習慣(高血圧、糖尿病、脂質異常症)に、
酸素をたくさん取り入れてゆったりした有酸素運動をおススメ
致します。

普段から大股歩きをすることで、下腹部の深部の筋肉が刺激され、
ここを刺激することで内臓脂肪が燃焼することが分かっています。

≪血管力アップ≫
食事は腹八分・早寝早起き・早歩き・ストレス解消
 
 
 
<食事>
・規則正しく、なるべく定時に食事を摂るようにしましょう。
・食べすぎない、飲みすぎない、腹八分目に。
・体を冷やすものを食べない、飲まないようにして下さい。
・タンパク質を多く摂るようにしましょう。
・夜遅くに食べないようにしましょう。

<生活>
・体に備わっている「生物時計」のリズムにあった生活をするようにしましょう。
 夜10時から11時の間にお布団に入るのが理想。
・適度な睡眠時間を守る。
 因みに、4時間未満では死亡率が上がり、10時間以上では心筋梗塞
 や脳梗塞に起こしやすい等
 のデータもあるそうです。

<運動>
・体を動かすことで、血液の循環も良くなりますので、適度な
 運動を心掛けましょう。
 因みに、運動後の脈拍が運動前よりプラス20前後となるような
 運動が最適とされており、 ウォーキングがおすすめです。

<精神面>
 現在はストレス社会とも言われ、何らかのストレスにさらされており、
 病は気からとも言われています。
・気分転換になるような趣味を持つようにしましょう。
・意識して笑うように心掛けましょう。

【まとめ】
このような生活習慣作りが、血管力を若く元気に
保つために大事なことをまとめました。
健康で毎日を過ごせるためにも頑張りましょう。
ご自分の血管力を調査!

動脈硬化を起こす要因と言われているのが、生活習慣病です。
まず、血管力を高めるには、生活習慣がカギとなります。

血管の病気を防ぐにはどうする?
断念ながら、一度できてしまった動脈硬化は生涯消えることはありません。
ですが、「血管力」を高めれば動脈硬化の進行を食い止めたり、小さくしたり、
崩れにくい安定したコブに変える事こともできます。

動脈硬化が進行するとどうなる?
動脈硬化が進行すると様々な病気のリスクが高まる恐れがあります。
血管の病気が起こるのは、太い動脈が詰まる・切れる・裂けるなどして
起こります。

血管の老化⇒突然死を招く動脈硬化!
私たちは加齢と共に「老化」というのが起こりますが、同様、血管にも
老化が起こり、様々な病気を引き起こすきっかけにもなります。
血管の老化は、血管がやわらかさを失って、硬くなって厚くなり、そして
内腔となります。

健康かどうかの基準?
いま健康であっても、血圧やコレステロール値などの数値が高い方達から、
10年、20年先には心筋梗塞や脳卒中などの血管病を発症する傾向にあるよう
です。

それは、偏った食事や飲酒、暴飲暴食、睡眠不足などの生活習慣で、
若年層のビジネスパーソンでも血管年齢が老いている可能性は十分にあります。
最近、疲れやすい・疲れが取れにくい、肌の不調が気になる……なんて方は要注意。

血管力も見た目年齢も、加齢だけの問題ではなくなってきているということを覚えて
おいてください。

血管力が高い人ほど乾燥に強く、肌荒れしにくい事実!
肌のうるおいや見た目に影響するものにはいろいろな要素があります。
上記にも記載致しましたが、「血管力」というのは、血液の流れをコントロールする力
のこと。

その時の環境や状況に応じて血液を必要としている部位に必要な量の血液を届ける
働きのことをいいます。

そんな血管力が高い人ほど、乾燥に強く、肌荒れになりにくい肌の持ち主ということ
がわかってきました。