皆さん、血管を上げる食品についてご存知でしょうか。
最近、「血管アップ」という題材でテレビ番組や雑誌に取り上げられて
おり、注目されております。
今回は、「血管アップ」につながる食品の一部について、ご案内させて
いただこうと思います。
食品の香り成分が血液の凝固を防ぐ!
でもそれは本当のようです。
その本を読んでいると、コーヒーやパンの香りには、血液の凝固を抑えて
くれるサラサラにする成分が含まれているとのことでした。
それがピラジンです。
皆さん、ご存知と思いますが、加齢とともに動脈硬化が起こりやすくなるのは、
ある程度しかたのないと思っておりませんか。
しかし、血管が老化したとしても、その中を流れる血液がサラサラならば、詰まっ
たり固まったりすることはないのです。
血液がドロドロになると、血栓ができやすくなるのです。
これが脳の動脈にできれば脳梗塞、心臓に血液を送る冠動脈にできれば心筋梗塞と
なります。
もともと私たちの体の中では、血液を固める働きと、凝固を防ぐ働きの2つがバラ
ンスをとって機能しているのです。
しかし、加齢はもちろん日々の食生活などで、このバランスが崩れやすくなってしま
うのです。
このバランスを回復してくれるのがコーヒーや焼きたてパンに豊富に含まれている
プラジンあります。
ピラジンとは多くの食品に含まれている香り成分の1つであります。
ピラジンは、ドロドロの血液をサラサラにする作用があります。
たまに朝、喫茶店に行くとモーニングセットメニューがあると思いま
ますが、そのスタンダードな朝食にピラジンの成分が入っているのです。
朝から無理なく摂取できるのがモーニングメニューなのです。
ひきたてのコーヒーや焼きたてのパンの香りは、食欲をそそられることが
ないですか。
私は、職場が遠いので朝は家で朝食を取らないのでよく職場の喫茶店で
モーニングセットを食べています。
このことを知ったときは、私は健康的な食事を摂っているのだと思い、びっくり!
みなさんも、たまには喫茶店に行ってモーニングメニューをすることを
オススメします。
最近の統計データによると、心筋梗塞や脳梗塞が起こるのは、午前中が一番
多いようです。
その理由は、交感神経と副交感神経が切り替わる時間なのです。
ですから午前中にピラジンが含まれている食品を積極的に食べるのは理に
かなっているということであります。
また、コーヒーや焼きたてパンは香ばしく、アロマテラピー効果もあるので
ストレス解消にもつながります。
朝一杯のコーヒーと焼きたてのパンをとるだけで、精神が安定し、「血管のサビ」
も落としてくれるわけです。
血管力を上げるレシピ!
満腹感を防ぐとともに血管や血液をつくる!
(1)和食に欠かせないだしには、アミノ酸、鉄分、ミネラルも多く含まれ満腹中枢
を刺激して満腹感を防ぐとともに血管や血液をつくるのです。
(2)現代人の食生活は、ミネラルやたんぱく質、ビタミン類が不足しがちです。
これらの成分は血管、血液、骨、内臓などを正常に動かすのに必須なのもっで
あります。
不足したままの生活を続けていると、重篤な病気を招く危険性が高いわけです。
そこでおススメしたいのが、和食に欠かせない「だし」。
「だし」は、汁物に使われる土台で、アミノ酸や鉄分、ミネラルが豊富に含ま
れています。
じつは、医療現場でも「だし」に似た液体が使われているようです。
それは、生理食塩水。
これに栄養分を足したものが点滴として使われています。
「だし」の成分がいかに有効か、おわかりにいただけるのではないで
しょうか。
また、「だし」に使われるかつお節のうまみ成分であるアミノ酸は、血管や血液
の生成に欠かせない微妙成分であります。
その中でもヒスチジンは、体に入るとヒスタミンに変化し、満腹中枢を刺激して、
食べすぎを防ぐ作用もあります。
「だし」をとった後の「だしかす」にも栄養分があるので、決して捨てないで
ください。
醤油を少しかけて、そのまま食べたり、つくだ煮にして食べるとおいしく食べられ
るのでとてもお勧めです。
さらに、かつお節だけでなく、シイタケやコンブを混ぜるとアミノ酸の活性がより
アップし、風味もさらによくなります。
それをそのまま飲むか、吸い物やみそ汁にして摂るととても健康によいです。
かつお節の成分は、重篤な病気を防ぐことができるのでぜひお試しみて頂けたらと
思います。