血管のサビを落とすには、減塩をすること!

野菜くだもの
今回は、血管のサビを落とすための食べ物と血管力を上げるための
レシピについてご案内いたします。

 
血管のサビを落とすは野菜の色素成分が必要

血管のサビを落とすために欠かせない食べ物は野菜です。
野菜にはたんくさんの種類があり、彩り豊かな物が多くあります。
彩りには、目を楽しませて食欲を増やすだけでなく、血管のためにも
良いのです。
例えば、トマトの赤やニンジンの橙色、ブロッコリーの緑など、野菜の
色素成分には,LDLコレステロール(悪玉コレステロール)の酸化を
防ぐ働きがあります。
これを抗酸化作用といい、色素成分のことを抗酸化物質といいます。

悪玉コレステロールが増えると動脈硬化が進みます。
この時に血管の中では酸化という現象が起こっています。
これが血管のサビです。
酸化を引き起こすのは活性酸素という体内物質。
血液中に悪玉コレステロールが増えると、血管内の活性酸素
によって酸化されやすくなります。
酸化した悪玉子コレステロールは、異物と見なされるため、
免疫細胞がやってきて、パクパクと食べて処理してしまうのです。

処理の終わった免疫細胞は死滅して、ドロドロの状態になって血管の
内側に溜まっていきます。
それによって、動脈硬化が進行するのです。
この動脈硬化の直接的な原因である悪玉コレステロールの酸化を防ぐ
のが、彩り野菜に含まれる色素成分(抗酸化物質)です。

トマトの赤い色素成分はリコピンで、ニンジンやカボチャの橙色はβカロ
チン、ホウレンソウやブロッコリーの緑色はルテインやゼアキサンチン、
また、柑橘類(かんきつ)にはβクリプトキサンチンという抗酸化物質が
含まれています。

結論は、濃い色の野菜が血管のサビをということです。

色の薄い野菜もバランスよくとるようにしましょう

逆に色の薄い野菜は血管によい効果がないのかというとそんなことは
ありません。
キャベツやレタス、ダイコン、タマネギなどの淡色野菜もしっかりとっ
たほうがよいのです。
淡色野菜の中にも悪玉コレステロールの酸化を抑えるものがあります。

例えば、タマネギを包丁で切ると涙が出ますが、この刺激成分は硫化
アリルといった抗酸化作用を持っています。
硫化アリルには血液を固まりにくくする作用もあるので、血栓ができ
にくくなります。
つまり、心筋梗塞や脳卒中の予防に役立ちのです。

また、近年、淡色野菜は免疫細胞の働きを活性化させて、免疫力を高める
作用があることがわかっています。
さらに、野菜は必須栄養素であるビタミンやミネラルが豊富です。
必須栄養素をまんべんなくとるためには、さまざまな野菜をとることが
大事です。
淡色野菜に緑黄色野菜を加えて、彩り豊かな食卓にすれば、ビタミンや
ミネラルもしっかりとることができます。

 健康に欠かせない食材!

◆魚は血栓の健康に欠かせない食材
魚は血管の健康に役立つ食材であります。
とくに青背魚と呼ばれるイワシ、サバ、サンマには、血管によい働きを
するエイコサペンタエン酸(EPA)や脳の健康に欠かせないドコサへ
キサエン酸(DHA)が豊富に含まれています。
EPAは血液を固める成分である血小板を集まりにくくさせて、血栓が
つくられるのを防ぐ働きがあります。
また、EPAには中性脂肪を減らす働きもあります。
中性脂肪が増えると、善玉コレステロールが減るので、血管がサビつき
やすくなります。
青背魚のEPAはこれを防いでくれます。

魚の缶詰でも効果があります。

★魚介類も彩り豊かにして食べると効果的
DHAは、成長期に脳の神経細胞を発達させるのに不可欠な物質です。
大人の神経細胞も正常に保つことから、アルツハイマー病などの認知症
を防く作用があると言われています。
DHAが最も豊富な魚はマグロと青背魚を組み合わせるなどして彩り
をよくする工夫をしましょう。
魚介類も野菜のように、彩りをよくすると、食事が楽しくなります。
抗酸化作用のある色素成分は、野菜だけでなく魚介類にも含まれてい
ます。
エビ、カニ、サケの赤い色はアスタキサンチンという抗酸化物質で、
悪玉コレステロールの酸化を防いで、動脈硬化を予防します。

高血圧の改善には減塩が基本!

◆酢は塩分のかわりになるすぐれた調味料
高血圧対策に塩分を減らすことは常識であります。
厚生労働省は、日本人1日あたりのナトリウム(食塩相当量)の目標
量は、男性8.0g未満、女性7.0g未満としています。
しかし、濃い味付けになれた人はなかなか実行できません。

よく何にでもしょうゆをかける人がいますが、すでに味がついているもの
にまでしょうゆをかける人は、塩辛さこそがおいしいと信じている人も
少なくないです。
私も北の生まれなのですぐにしょうゆをかけてしまいます。

和食をおいしく食べるには、だしの味がわからないといけません。
かつお節はイノシン酸、昆布には、グルタミン酸という「うま味」成分が
含まれており、これがだしのおいしさであります。
だしをしっかりきかせたら、まず塩分を今までの8分目まで減らしてみま
しょう。
最初は薄味すぎて物足りないと感じるかもしれませんが、だんだんだしの
うま味がわかるようになり、おいしく感じられるようになります。

また、何でもしょうゆをかける人はなかなか抜け出せない人がいますが、
その方は、しゅうゆの代わりに酢を使ってみるのも良いと思います。
(酢は塩分を含まない調味料です)
また、酢には高血圧を直接的に改善する働きがあることがわかっています。
さらに、酢にはコレステロールを下げたり、血糖値の上昇を抑えたり、
内臓脂肪を減らす働きがあると発表されています。
塩分を減らすと同時に、血管によい働きをする酢を上手に利用しましょう。

上記にも記載いたしましたが、私もそうですが、日本人は塩分を摂りすぎと
思います。

血管力を上げるレシピ!

★揚げ物にはソースのかわりにレモン汁が良い!
揚げ物にはソースをかける人が多いですが、ソースの代わりにレモン汁をかけ
ると、風味が引き立ち、下味が引き出されます。
レモン汁だけで揚げ物を食べられるようになると塩分を大幅に減らすことが
できます。

すし

また、にぎり寿司の正しい食べ方をご存知ですか。
しゅうゆをたっぷりつけることはありません。
正しい食べ方は、上下をひっくり返して、ネタにしょうゆをつけます。
これが正しいマナーです。
正しいマナーで、しかもしょうゆはちょっとだけつけるのがいきな食べ方です。
しゅうゆをたっぷりつけると、ネタの味がわからなくなってしまいます。
寿司のネタになるような新鮮な魚は、生臭いはありません。
いきな食べ方をすれば、塩分を減らせるだけでなく、店の人にも一目置かれます。

まとめ

血管のサビを落とすために欠かせない食べ物は野菜です。
彩り野菜が含まれている色素成分の野菜を摂るようにしましょう。
トマト、ニンジン、カボチャ、ホウレンソウ、ブロッコリーがオススメです。

また、色の薄い野菜も食べるようにしましょう。
キャベツやレタス、ダイコン、タマネギなどの淡色野菜もしっかりとっ
たほうが良いです。
淡色野菜の中にも悪玉コレステロールの酸化を抑えるものがあります。
淡色野菜は、免疫細胞の働きを活性化させて、免疫力を高める作用があり、
さらに、野菜は必須栄養素であるビタミンやミネラルが豊富です。
淡色野菜に緑黄色野菜を加えて、彩り豊かな食卓にすれば、ビタミンや
ミネラルもしっかりとることができます。

 血管に役立つ食材は青背魚と呼ばれるイワシ、サバ、サンマであります。
 血管によい働きをするエイコサペンタエン酸(EPA)や脳の健康に欠か
 せないドコサへキサエン酸(DHA)が豊富に含まれています。
 
 青背魚のEPAはこれを防いでくれます。

 DHAは、成長期に脳の神経細胞を発達させるのに不可欠な物質です。
 大人の神経細胞も正常に保つことから、アルツハイマー病などの認知症
を防く作用があると言われています。
DHAが最も豊富な魚はマグロと青背魚を組み合わせるなどして彩り
をよくする工夫をしましょう。
エビ、カニ、サケの赤い色はアスタキサンチンという抗酸化物質で、
悪玉コレステロールの酸化を防いで、動脈硬化を予防します。

酢には高血圧を直接的に改善する働きがあることがわかっています。
さらに、酢にはコレステロールを下げたり、血糖値の上昇を抑えたり、
内臓脂肪を減らす働きがあると発表されています。
塩分を減らすと同時に、血管によい働きをする酢を上手に利用しましょう。

 揚げ物にはソースではなく、ソースの代わりにレモン汁をかけると、
 風味が引き立ち、下味が引き出されます。
 レモン汁だけで揚げ物を食べられるようになると塩分を大幅に減らすことが
できます。

また、にぎり寿司には、しゅうゆをたっぷりつけることはしないように
しましょう。
正しい食べ方は、上下をひっくり返して、ネタにしょうゆをつけるのが、
いきな食べ方です。

結論は、塩分を撮り過ぎないように工夫することが血管のサビを落とす
ことができるのです。
しっかり、認識して血管強化に励んでください。